「仕事でやりたいことが見つからない人」


  社会人になっても、なかなか自分がやりたいと思った仕事は見つからないものです。だからといって、ニートになっても、やりたいことが見つからないのは、当然といえば当然ですね。なぜなら、自分の周りだけでは、限られたものしか見ることはできないでしょう。テレビや映画は、マスコミが取り上げるものでしかないので、自分に特別才能がなければ、野球選手、サッカー選手、歌手、俳優、小説家、その他の仕事に就くこともないでしょうし、警察官、看護士、医者、公務員、弁護士、それらは国家資格を取ってなれる職業ですが、資格を取るだけの能力、あるいは意欲がなければ無理でしょう。
 それでもやりたい仕事がないという。特にスポーツ選手になるだけの才能もなければ、プロになれるほどの歌唱力もない、ごくごく普通の人たちにとって、やりたい仕事というのは、本当に見つかるものなのでしょうか。
 今挙げたこれらの仕事はごくわずかです。世間にはもっともっと沢山の仕事があります。自分に合った仕事、あるいはやりたい仕事、それらはどうやったら見つかるのでしょうね。
 周りを見渡すと、大半の人は、最初の仕事は自分が好んで始めた仕事ではないように思います。少なくとも、私が就職したときは、就職難でしたから、自分で選びたくとも選べない時代でした。
 ですから、今、やりたいことが見つからないとか、自分に合った仕事がないとか言ってみても、果たして自分のわずかばかりの経験で、そう簡単に見つかるとも思えませんし、仮に合っていると思っても、想像と全然違う事だって沢山あります。
 ではどうするか。皆さんは、自分のやりたい仕事が見つかるまで働きませんか?そんなことはないですよね。働かないと食べていけない人は、自分に出来そうな仕事を探してきます。あるいは既に仕事に就いている人は、とりあえず働いている人だと思います。
 人の生き方です。どんな生き方をしてもいいと思います。今やりたいことが見つからない人は、今ある仕事をとりあえずやっているでしょうし、別に好きな仕事をやってきた人たちでなくても、よかったと思えるものがあれば、それが一番のような気がします。つまり今やっている仕事が実は一番だとしか言えない気がしてきました。
 何を言いたいかというと、限られた人生の中で、たまたま選んだ仕事です。どんな理由があったにせよ、それが与えられた仕事だということではないでしょうか?だから、目の前にある仕事をすることが一番大事なことだと思います。与えられた仕事だからです。
 もちろん仕事ができなくてその仕事から離れることもあると思います。あるいは嫌で辞めることもあると思いますが、それでも、仕事をやりながら、いろいろ考えると思います。もしかしたらずっと見つからないかもしれません。だからやりたい仕事が見つからない人も、目の前の仕事を工夫して努力して苦労して面白く、楽しくやることを学んだほうが賢いのかもしれません。そこから何を学ぶかではないでしょうか。
 それと、仕事をやってお金をもらうのです。もらえるお金の額は自分では決められません。自分で決められなくても人は一生懸命仕事をしています。それで、自分の給料に不満だったり、文句を言ったりします。当然です、自分で決められないのですから。評価するのが自分でないのですから仕方ないですね。
 結論です。やりたい仕事が見つからない人は、相手を満足させてみてはいかがでしょうか。そのうち自分も満足するようになって、そのうち今の仕事でもいいと思えるようになると思います。いつまでたっても自分の仕事が嫌な人あるいは会社が嫌な人は、やっぱり別な仕事に就くべきかもしれません。