「ムダもやる覚悟」


 早いもので、2月になってしまいました。景気が良くなっているのかそうでないかは、周りの会社の動きでわかります。派遣の業界で言えば、景気が良くなっていれば、人が足りないという話だし、悪ければ、人が余っているという話しになるのです。今はまだ人が余っています。

 派遣は景気に左右される部分もありますが、どの業種もすべて業績が悪いと言うわけではないので、派遣そのものが全くだめということはありません。たまたま輸出がメインの会社で製造機械を作って輸出しているようなところに派遣されていたらダメですが、景気のいい会社に派遣されている場合は、そのまま派遣継続ということが多いですね。

 仕事があるということは、運がいいのであって一概に景気のせいにできないと私は思っています。景気が良くなくても、売上を上げている会社がたくさんあるわけですから、景気のせいにして、何もしないのは、何も結果が出ないということです。それでは会社も変わりません。

 とはいっても売上を上げることは、そう簡単な話ではないのですが、それでも、どんな形であれ、結果をだすことを今、真剣に取り組んでいます。何をやれば売上を上げることができるか、簡単には分からないのですが、何かやる、その積み重ねが重要だと思っています。今求められているのは、何かをやることです。何もしないで風が吹くのを待っていますか。私は待っていません。

 だからいろいろなことをやるのです。それが結果としてムダになるかもしれません。ムダ覚悟でやります。うまくいくことを想定してみんな行動しているのです。私もそうです。それが外れたらまたトライです。試行錯誤です。うまくいくことを想定しているのですからうまくいっているのです。うまくいっていないのはまだ途中だからです。

 ひとつのやり方を続けていく。そうすると、何かしら結果がでるものです。結果がでないうちにやめてしまうのが一番ムダな気がします。結果がでないと、実は結果がでないでやめてしまうのが一番なにも残らないのです。それこそムダです。資本主義の社会ですから、売り上げ上げて利益をだすように会社は頑張らなければなりません。利益がでれば、もっといろいろなことにチャレンジができるのです。資本主義は誰よりも先に対岸に渡って、一番に物をとってくることが求められているのです。

 変化の多い社会ですから、昔のように同じことを繰り返していて、時代の変化に気づかないでいると、あっという間に取り残されてしまいます。とくにネット社会になって情報の入手が容易になってから情報格差がなくなってきています。ひとつの技術を身につけたからといっても、それで勝負できるかというと、その他大勢の人が同じ技術を持っていれば、勝負しても勝てるという保証はありません。java技術者がそのいい例です。今私たちの業界はjava技術者で溢れています。

 景気が停滞している時は、技術格差がなけば勝負できないのです。格差とは技術力でもあるし、知識に裏付けされた経験でもあります。ただ単に知識があるだけでは、同じような技術者はたくさんいますから勝てません。それでもこの業界で生きていくためには、どうすれば良いのでしょうか。それは、自分の持っている技術に、縛られないことだと思います。では何をやれば良いのか。そんなことは簡単にでてきません。ましてや何もしないで考えているだけでは、なおさら何も出てきません。だから必要なことは、行動することです。それでも何をすれば良いか分からないときは、私はやりたいと思ったことをやるようにしています。やった結果まで気にしていては、何もできなくなるのです。

 今の時代、ムダもやる覚悟が必要だと思っています。私はこの方法論が今の時代には必要なのだと信じています。