「51回目」

 NABIC通信も今回で51回目です。私がこの枠を頂いて、その時々の思いを綴ってきたわけですが、毎月〆切が近づくと、総務に催促されながらの51ヶ月だったように思います。そんなことがあっても続けてやってこられたのは、私が我侭を言いつつも、粘り強く怒ることも無く、催促をしてきて〆切の期限を守らせた総務の腕あってこそだと思います。またこれも結果ですが、催促されながらもやってきたことで、時間がない中でもやれたこと、文章を書くという行為が身に付いてきたことが非常に良かったと思っています。
時間があるからできるというものでもありませんが、私の場合は、やらなければいけないという状況に身を置いた方がやるようで、なんだかいつも火事場の力持ちを期待しているようなところがあります。
 最初の頃は、書く話題に苦労したこともありましたが、4年間1回も休むことなく書いていると、いつも話題探しをするように癖がついてしまいます。こんなことをメッセージで伝えたい、とか、一人でもいいから「そうかもしれない」と思ってくれるといいな、とか、そんな観点でものを見るようになりますし、見る視点を変えて捉えるようになると、今まで気づかないでいた周りの出来事がまた違って見えてくるので、勉強にもなります。
また最近は文章を書くことにも少しは慣れてきましたし、素直に書けるようになってきたと思っています。それと、いつも言っていることですが、どんなに不得手の事でもやらなければいけないとなると、それなりに工夫してやろうとしますし、繰り返し文章を書くことを続けていると、それなりに書けるようになるものだということを実感しています。
 このNABIC通信は社員向けに書き始めたのですが、Webサイトに載せるようになって、当然のことですが、意外と社員さん以外の方にも読まれていることがわかってきました。「最近書くのがだんだん上手くなってきたね」とか、お世辞にも声を掛けて下さる方もいらっしゃいます。初めがひどかったので、少しは良くなったということだと思いますが、それでもそのようなお声を聞くと、続けていて良かったなという思いが強くなります。
 私自身この4年間の中で、このNABIC通信もそうですが、新たに始めたことがいくつかあります。自分で思いつつも、始めるきっかけが無かったりするとやることができずに終わる場合が多いのですが、その中でもやり続けていることの一つにマラソンがあります。これも4年間続けることができましたし、今後も続けていきます。これもまた、走るきっかけを作ってもらったことを良い機会に、やめることなく続けてこられたのは、周りの皆さんに気を掛けて頂けたおかげだと思っています。
 何でもそうですが、続けるということは決して楽しいことばかりではありません。やめたいなあとか、面白くないな、などと思っていても、周りの人達にはそんなことはわかりませんから、「がんばってますか」と声を掛けてきます。それで励まされることがしばしばあります。
継続していけるのは、「がんばってください」と声を掛けてくれる人がいてくれるからです。誉めてくれる人もいれば、辛口の批評をする人もいます。でも、続けているという事実は「論より結果」です。私にとっては理屈ではなく、やった結果だと思っています。会社の理念は「継続」ですが、それも結果です。NABIC通信を発行できることは会社が存続している証です。これからもNABIC通信を通して、自分の思いを載せていきます。