「2004年の私の運勢」

 新年を迎えると「今年はどんな年になるのだろう」といつも思うのだが、去年とはまた違った一年になりそうな予感がする。
一年の始まりなので、これからの一年がどんな運勢だろうということを思い、本屋で高嶋易断の本を買ったのだが、実際手に取ってみると、これが色々あるのだということを発見した。高嶋易断総本家編集だとか高嶋易断本部編集だとか、高嶋易断といっても、いくつかに分かれているのかもしれないが、知識が無いので私にはその辺の事情はわからない。
 ただ、この際だから、高嶋易断総本家編集と本部編集の2冊を買って今年の運勢を比較してみることにした。私の星を調べてみると三碧木星なので、その今年の運勢を見てみることにした。
 総本家編集では【あなたの本命星の三碧木星は自分本来の方向である東方の震宮にあります。震宮は「発展宮」と呼ばれて、運気が向上し始めて新しい運命周期に入り運勢が発展し始めることを表しています。しかし急速に好転するほどの勢いはなく、ようやく発展途上の出発点にたどりついたといえる状態です・・・】。
 では、本部編集はどうかというと出だしは同じようなことが書かれているが【・・・これまで渋滞していた重苦しい気分も一掃されて開運の扉が開かれ、前途に希望の沸く明るい運勢の年となります。本年は何事にも消極策より積極策を用いることが良く、持てる実力発揮で行動すれば、努力相応の成果を得ることができます・・・】。
 これらの2冊には大きな違いは無かった。共通していたのは、三碧木星の今年の運勢は「震宮が本来の定位置にあるので、運命周期に入るから、運勢が発展し始めるらしい」。なるほど、これは決して悪くない話だ。渋滞していた重苦しい気分から抜けられるのもありがたい。今年の全体運勢は、努力すればそれ相応の成果を得られる時期なのだということになる。
 次に、年齢のところで運勢指針を比較してみると、以下のようなことだった。総本家の編集では【仕事面でも対人関係でも活況を呈して多忙となるが、功を急がず、事前の根回しを十分にすること】。
本部の編集では【好調な気運で好条件も多く、思いどおりの進展をみる。若々しい気持ちが何より大切で、万事に積極性と正攻法を用いて効果が上がる時。人間関係の円滑さを図り、あくまでも堅実な方針で進むこと】。なるほど、どちらも大きな違いが無い。仕事面も人間関係も忙しくなるが、若々しい気持ちで、事前の根回しのためにも、人間関係を円滑にしなければいけない、ということのようだ。
 このように2冊の本を読み比べてみると、重なっている部分もあり、書き方が違うだけで言っていることは同じのような部分もありであるが、案外足して読めば自分の運勢が見えてくる気がする。
 そうして見ると、今年の運勢は総じて流れが良いのだろう。またこんな流れの時は、多少無理しても結果として上手くいくものなのかもしれない。流れが停滞している時は何をやっても動かないし、疲れるだけだ。ただ、あまり運勢に気を取られていると、結局動きが取れなくなるから、その時々の運を受け入れていればいいというのが私の人生観である。いくら流れがあっても、自分に実力が無ければ、それを取り込むことはできないのだ。
 運勢の本といっても、書いてあることは当たり前のことで、ウルトラC的なことがあるわけではない。ただ、今年はこんな運勢ですよ、だからそんな時はこんなことをやるといいですよといっているのだ。指針みたいなものだろう。今年は、今までの自分なりの閉塞感から脱け出し、この運勢に乗って、一歩踏み込んだナビックを展開させる。それが私の今年の動きである。