「100回目の随想」


  ナビック通信を社内向けに発行して、100回目になります。毎月1回発行していますので、8年4ヶ月続けてきたことになります。私も自分の随想の枠をいただいて、自分の生活のことだとか、考えだとか、経験した出来事だとか、読んだ本の感想だとか、毎月なにかしら書かせてもらっています。
 どんなに忙しくて時間がなくても、とにかく書くことだけは続けてこられたわけです。私の随想を面白いと思って読んでいただいている読者は多分殆どいないだろうと思っています。文章を書くプロではないので、決していい文章が書けているとは思っていませんが、多分私には私なりの文章しか書けないし、それがどんなにへたくそでも、気にしないで書けるようになりました。なんでも続けていると、へたはへたなりに書けるものです。
 自分なりの自分の表現で書くのが一番大切な気がします。100回も続けていると、変に自信がついてきて、たまに私の知り合いなどから、「何いってるかわからないよ」と苦言なのか感想なのかわかりませんが、言っていただけるわけです。ありがたいですね。それでも文章の良し悪しを多少気にしつつ、少しでも分かりやすくと書いているつもりですがこの程度です。申し訳ございません。
 プロの物書きと違って、月1回程度の書き物ですから、これでも良いほうだと思うようにしています。文章を書く機会はここだけではありませんが、この枠をいただいていること自体、非常に良い経験をさせていただいております。文章を書くことで一番役に立っているのは、何を言いたいのかをまず考えるようになったことです。何を言いたいのか、誰に伝えたいのかを考えるようになりました。また、自分の考えなり、体験なりを書くわけですが、そのことはどういうことなのかを考えて書くようにしています。
 以前は社員さんだけが対象でしたが今はホームページに載せていますので、不特定多数の方の前に晒されるわけです。購読している本から引用する場合など、特に気を使って書くようにしています。
 このように100回目を載せられたことは、それだけ会社を継続できたということの証です。ほんの少しの枠をもらって毎月毎月書き続けて積み上げた結果です。これから先200回、300回と続けていく気持ちを持ち続けることはもっと大事なことです。
 継続は力といいますが、それは実感として私の中にあります。どんなことでもいいのですが、どんな状況でも続けること、そのことで必ず何かを得ることができると思っています。文章を書くという自分にとって不慣れなことを続けてみたら、100回の中で1回も休まずに書き続けられたということに大きな意味があると思っています。
 書かなければいけないという義務感を持たせられ、たまには良く書けていますよと言われて気分をのせられ続けたお陰でここまでこられたのですから、このような支えをしていただいている総務部には感謝しています。またこのような随想を耐えに耐え忍んで読んでおられる社員の皆さんにも感謝します。