「運を良くする」


  今回は、このタイトルから入ってみたいと思います。昨今、景気のいい話が出てきません。僕がネットで『運を良くする』という本(森田健・山川健一著,ISBN:9784344991347)を購入したのは、少しでもいい話はないかと思ったからです。
 この本は、トラさんという中国人の人物紹介から、その人の生い立ち、人生観、人の運命に対しての考えや、このトラさんが発見した占いの本『六爻占術』の紹介、そして、運を良くする方法を書いたものです。
 このトラさんによると、ほんのわずかなことで運が変わるのです。そのためには『六爻占術』を使い、コイン3枚を6回振って、それぞれの裏表の数を数え、陽(表)過去、陰(裏)未来を見て判断するのだそうです。
 その本には、子宮筋腫にかかって薬を飲んでいるが、治らないので占ってもらったら、「北西にコップに氷を入れて置く」という占いの判断が出て、その通りにしたらその日のうちに腹痛が治り、病院で検査をしたら子宮筋腫は出ていない、しかし、その人の会社のもう一人の女性にその日、子宮癌が発見されたというお話が出てきます。悪いエネルギーが移ったかどうかは知らないがそんなことがあったということです。
 エネルギー不変の法則と似ています。もしかしたら、誰かの運を自分が拾ったと考えると、いい運を拾えば良くなるのかもしれません。あるいは、自分の運を誰かに移せば、運は変わるのかもしれません。そのお話以外にも、奥さんの癲癇の話だとか、いくつか実際にあった話が書かれています。
 占いで未来を見る、あるいはどうしたらいいかを占う。運を良くするには、その占いが必要なのです。僕はこの占いのやり方はわかるのですが、見方がわからないので、運を良くするには、『六爻占術』のテキストが必要になります。今回購入した本には『六爻占術運命好転無料サービス』で解説してもらえるサービスが付いています。
 未来のことや、どうすれば運を良くできるかは、その占いをやることで分かるらしいのですが、これが非常によく当たると書いてありました。結局のところ、運を良くしたいと思ったら、このような不確定の領域に入って覗いてみて、判断することぐらいしかないのかもしれません。
 ただこの本では、トラさんを通しての運命についての考え方がわかるのですが、その通りなのかどうかは、自分たちが判断しなければいけません。そういった知識が自分に無いので判断しようがないですが、面白いのは、自分の運命は決められているとトラさんが書いていることです。僕が今日、誰と会うなどということも決められているのだそうです。その中で多少自由度があって、ちょっと変えたりできるのだと、トラさんは言っているように僕は解釈しました。
 周りを見渡して、そう大きく変化しない人たちが多いので、やはりそうなのかと思ったりします。会社では社員さんとの出会いがあるのですが、当然別れもあります。それらはすべて決まっているとしたら、なぜその人なのでしょうか、そして、なぜその人でなければいけないのでしょう。
 運を良くする話から、運命が決められている話まで、この中国のトラさんが話した内容を著したこの本は、非常に面白いのですが、宇宙の意思にまで話が広がるので、だんだん複雑になってきて理解できないところもありました。運を良くするにも、このままの運命で流れていくことで良いのか、僕にはわかりませんでした。